社会保険労務士は社会保険労務士法に基づいた資格となっており、
企業の労務などに関わる専門家として活躍できる資格です。
主な業務として、法令に基づいた申請書等・帳簿書類の作成や申請書の提出代行、
申請等の事務代理などがあげられます。
試験については、年に1回8月下旬に行われており、
試験会場は21カ所の都道府県に設けられています。
試験情報については社会保険労務士試験のオフィシャルサイトに詳細が記載されています。
受験資格については、学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた
国家試験合格の3つの区分のうちいずれか1つを満たしていれば
資格を得ることができます。
試験は択一式試験と選択式試験があり、
それぞれマークシートに回答する形式となっています。
科目としては、労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、
雇用保険法、労働保険料徴収法、健康保険法、厚生年金保険法、
国民年金法、労務管理その他労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識があります。
合格率については、平成25年実施の試験については、
5.4%、その前の年については7.0%となっており、かなりの難関であるといえるでしょう。
平成25年実施の試験では、合格者の最年少が19歳で、
最高齢が76歳と公表されています。
年齢別の構成で最も多かったのが、35~39歳で21.0%を占めており、
続いて、30~34歳が19.7%、40~44歳が17.3%と続いています。